ReButton+IoT Central体験ハンズオン@福岡 に参加してきました
昨日、IoTあるじゃん(ALGYAN)さんの主催するReButton+IoT Central体験ハンズオンイベントがエンジニアカフェで開催されたので参加してきました!!
ALGYANの参加はさくらインターネットさんで開催されたハンズオン以来ですごく楽しみにして来ました❤️
IoT入門!Azure IoT Hub&sakura.io(さくらアイオー)体験ハンズオン@福岡 - connpass
IoT あるじゃん (ALGYAN)
つながる広がる・あなたのアイディアを地球にプロット! IoT ALGYAN(あるじゃん)は、IoT を学べる最強コミュニティです。 日本マイクロソフト株式会社やエッジデバイス各社・大学・専門学校・自治体など、各方面から多大なるご協力を頂きながら、ハンズオン実習やコンテスト企画を積極的に全国展開しています。 本気でIoTを体感したいあなたは、今すぐJOIN! →ALGYANとは「All Gadget Your Alliance and Network」を略した造語です。 こんなのあるじゃん、あんなのあるじゃん! 趣旨 日本から世界へ、明るく楽しくIoYT(The Internet of "Your" Things)を広めよう! 全国ハンズオンキャラバン、自慢大会+表彰、IoYTマッピングアイデア格付けコンテストなど、企画と熱意が盛りだくさん! あなたもコミュニティーメンバーになって(会費無料)、わくわくしながら世界のIoYTを盛り上げましょう! (Facebook ページ引用)
オープニング
IoT ALGYAN理事長 小暮さんと福岡支部長のオルターブース知念さんの挨拶など和やかなムードの中始まりました☺️
ReButton + IoT Central ハンズオン
Seeed株式会社の松岡さんから本日の概要の説明、昨今のIoT×Microsoft Azureの動向等のセッションがあり、本日のハンズオンの簡単な説明がありました。
ReButtonを触ってみよう
まずは配布されたReButtonの裏蓋を開けて単4電池2つをセット。
ReButtonは電池消費量を抑える為に、常時電源ONにはなっておらずボタンを押した時に電源が入る仕組みになっているそうで、ボタンクリックには少しコツがいるとの事。
実際に試してみた感じだと、初めの一回は気持ち長めに押すと青いLEDインジゲータが点灯する感じだった。
写真の拡張用の白いコネクタの上にいある黒いジャンパーピンをショートさせる事で簡単に設定をリセットする事が可能。
ReButtonのアクションは以下の5つ
- シングルクリック
- ダブルクリック
- トリプルクリック
- ロングプレス
- スーパーロングプレス
- ウルトラロングプレス
なんかの必殺技みたいでなんかいいですね。
Azure IoT Centralの設定
続いてはAzure IoT Centralの設定をして行こう!
Azure IoT Central のポータル
aka.ms/iotcentral
ReButtonのドキュメント
aka.ms/rebutton
Azure IoT Centralはものすごーく簡単にIoTデバイスを接続、管理、監視する為のSaaS。
但し、SaaSという事もあり自由度が低いのでちょっとした小細工をしたい時は別のサービス(IoT Hub+FunctionやStreamAnalyticsやLogicAppsなど)を自前で組んだ方が良さそうとの事。
とはいえ、今回のハンズオンの様にちょっとした設定でボタンのイベント(いつ、どんなボタンアクションが発生したか)やReButtonの電圧をグラフィカルに表示してくれるなんて非常に素敵なサービスだと思うので是非使ってみて欲しい。
ReButtonクリックでSMS送信してみる
Azureモニターサービスを使って自身のスマホにSMSを送信してみる。
まずはAzureポータル上でモニターサービスにSMSに通知を行うためのアクショングループを作成し、Azure IoT Central上でルールの設定に先ほど作成したモニターサービスのアクションを紐づけてあげる事で、デバイスのデータとトリガアクションを監視し発生したアラームをSMS送信してくれる。
が、しかし。。
メールがこない。。
どうやらSMS通知はまれにメールが来るまでに10分以上かかる事もあるらしく、家でリトライした時にAzure モニター側でE−Mailの設定も設定してみたところ、スマホの通知が止まらなくなりましたw
ボタンクリックからコードを呼び出してみる
Function Appを作成し、IoT CentralのポータルからFunctionsへWebhookを投げるよう設定するというもの。 ここでものすごく躓いたのが Function Appのデプロイ。。
エラーを見てみると、
{"code":"DeploymentFailed","message":"少なくとも 1 つのリソース デプロイ操作に失敗しました。詳細については、デプロイ操作の一覧を表示してください。使用方法の詳細については、https://aka.ms/arm-debug を参照してください。","details":[{"code":"Unauthorized","message":"{\r\n \"Code\": \"Unauthorized\",\r\n \"Message\": \"The scale operation is not allowed for this subscription in this region. Try selecting different region or scale option.\",\r\n \"Target\": null,\r\n \"Details\": [\r\n {\r\n \"Message\": \"The scale operation is not allowed for this subscription in this region. Try selecting different region or scale option.\"\r\n },\r\n {\r\n \"Code\": \"Unauthorized\"\r\n },\r\n {\r\n \"ErrorEntity\": {\r\n \"ExtendedCode\": \"52020\",\r\n \"MessageTemplate\": \"The scale operation is not allowed for this subscription in this region. Try selecting different region or scale option.\",\r\n \"Parameters\": [\r\n \"default\"\r\n ],\r\n \"Code\": \"Unauthorized\",\r\n \"Message\": \"The scale operation is not allowed for this subscription in this region. Try selecting different region or scale option.\"\r\n }\r\n }\r\n ],\r\n \"Innererror\": null\r\n}"}]}
こんな感じの事が書いてあったので、とりあえず米国西部→米国西部2に変更してデプロイでうまくいきましたw
しかしどうしてこんなエラーが出てしまうのか、帰ってGoogle先生に聞いて見たところ、同一の症状かはわからないが、stack overflowにそれっぽい記事が上がってました。
1年間の無料サブスクリプションの方は何かしらの制限がかかってしまう事があるのかないのか、そんなところなのか・・・うーん。難しいw教えてドラ○もん😢
ReButtonを改造するには
松岡さんの方からReButtonの改造の仕方をご説明。
ReButtonの仕様だったり設計図だったりは全てGitHubで公開されているそう😲
ライトなハード改造の仕方とヘビーなハード改造の仕方・・・
この辺りは全くわからないけど、専門的な知識と専用の機器があれば可能との事。
詳しくは松岡さんのスライドを参考にして頂きたいw
まとめ
- ReButtonは面倒な設定も工場出荷時にされているので最小限の設定でOK!しかも低価格!!
- Azure IoT Centralは専門的な知識は必要なく、誰でも簡単にグラフィカルにデバイスを管理!!
- 操作した物が目の前で動作して形になるってすごく楽しいですね!!
日曜の貴重な時間にハンズオンイベントを開催して頂いたIoT ALGYANの運営メンバーの皆様、本当に有り難うございましたm(__)m
松岡さんのスライド
www.slideshare.net