JAZUG福岡 Fukuazu Night #2 参加して来ました
こんばんは!
早いもので、後1ヶ月と少しで今年も終わりです。
既に年末感が少しづつ出て来ましたが、今年中にやりたい事はしっかりと終わらせておきたいものです😊
エンジニアカフェで開催されたFukuazu Night #2で登壇して来ました。
Japan Azure User Group
Japan Azure User Group (通称JAZUG) は、Microsoft Azureを学び、楽しみ、活かす、日本のユーザーグループです。
Facebookグループ
Fukuazu Night #2
Microsoft Flow 改め、Power Automateはじめました。
オルターブース 松本さん
先日、Microsoft の 技術カンファレンス Ignite の発表の中で Microsoft Flow が RPA 機能を搭載して サービス名称を Power Automate と変えた事は記憶にも新しいと思いますが、そんな Power Automate の新機能を使ってみたうえでの便利さや利用に際しての注意点についてのお話し!
Power Automate
AI Builder - preview -
- ガチ AI 開発出なくても、もっと身近にお手軽に AI が使える新機能
- データサイエンスやプログラミングの知識は不要
- 予め用意されているテンプレートを選択する事でデータ接続〜モデルの最適化〜学習を自動でやってくれる
- もちろん Logic Apps や Power Apps などのサービスと組み合わせて利用可能
- 現在、日本リージョンでは未対応
- テンプレート
- Object Detection (オブジェクト検出)
- Form Processing (文書スキャン)
- Binary Classification (二項分類)
- Text Classification (テキスト分類)
- Business Card Reader (名刺リーダー)
UI フロー - preview -
- RPA(ロボティクス プロセス オートメーション)機能
- API を持たないまたは不完全なレガシーアプリケーション(WEB、デスクトップ)を自動化
- 画面操作を記録(マウスのクリックや、キーボード操作、データ入力などなど)
- 動作環境
UI フローのエラー対策
画面操作のレコーディングを開始しようとするとエラーが出るw
→ OS の ロケールを米国にする事で使用できるが、実機ではおすすめしない(どうしても使い人向け)
→ VM とかで検証しよね
www.slideshare.net
Bot Framework Composer - preview -
トヨタ九州 石橋
Bot Framework コンポーネントにGUI形式でボットを作成できるToolが仲間入りしたので概要とQnA Maker 利用時の注意点などをご紹介。
個人的にBot Framework Composerの良いところは、ボット作成する時に必ず作成するであろう会話のフローをGUI上で作成できること。
しかもソースコードを作成してくれるので、自分が考えたフローをコードベースで作成した時にこう言う風なコードを書くんだととても参考になる事だと思ってる。
www.slideshare.net
ノンコーディングで IoT を楽しむ方法
オルターブース 知念さん
難しいと思われがちな IoT の開発を今回はなんとノンコーディングで誰でもお手軽に出来ちゃう系なお話し。
知念さんが支部長を務める IoT ALGYAN で先日ハンズオンしたSeeed さんの Rebutton を使用して、ボタンが押された回数に応じたメッセージを IoT Central + Logic Apps を介して Slack へ送信するという、色々応用が効きそうな素敵な内容でした。
先日の IoT ALGYAN 参加レポート rupic.hatenablog.com
Rebutton
- Seeed社から販売されている Rebutton は IoT Plug And Play に登録されている
IoT Central
- Azure IoT Central → フルマネージドSaaS
- クラウドに詳しくなくてもある程度使用可能
- リージョンはヨーロッパと米国でのみ提供
- 料金は接続台数(5台まで無料)+メッセージ数(サイズ)
Logic Apps
- 今回 Logic Appsの利用は初めてだったが思っていた以上に操作が簡単だった
- 困ったら松本さんの記事を参考にすると良い
Application Insights と KQL
オルターブース 満園さん
Nintendo Switch で発売されたポケモンソード、シールド!
発売初日にして既に殿堂入りというポケモンマスターみっつーより Application Insights で収集したログを KQL(Kusto Query Language) を活用し、必要なログを効率的に検索したり、チーム全員が職人と同じ視点で作業できる工夫をご紹介!!
Application Insights
- Azure Monitor の機能
- 複数のプラットフォームで使用できる Web 開発者向けの拡張可能な APM サービス
- Azure ポータルからリソース作ると勝手についてくるけど、論理アプリケーション単位でまとめると良い
- アプリケーション側の設定は Visual Studio でやると楽
Kusto Query Language
- Azure Data Explorer で使用される読み取り専用クエリ
- クエリを書く事で様々なグラフを出力できる
Azure Vnetの拡張と強化
オルターブース 加藤さん
先日、Microsoft の 技術カンファレンス Ignite の発表の中で Azure ネットワーク廻りにフォーカスしての最新情報をご紹介!
そう言えばパイセンってインフラ屋さんだったんです!!
Virtual Network
- VM 向けの IPv6 サポートがGA
- NSG を介した入力および出力 IP トラフィックに関する情報を表示できる Network Watcher の機能である、NSG フローログ の高速処理オプションが10分間隔で処理出来る様に
Azure Private Link - preview -
- VNET 内から VNET の外側にある Azure PaaS サービスにセキュアに接続
- Azure SQL Database、Azure SQL Data Warehouse、 Azure Storage、Azure Data Lake Storage Gen2が全 リージョンで利用可能に
- Azure Cosmos DB (preview)は West Central US 、West US 、North Central US のリージョンのみ
Azure Firewall Manager
- 複数の Azure Firewall Manager のデプロイ、構成が可能
- 日本はまだ
ExpressRoute for satellites - GA -
- なんと、衛星接続を通して ExpressRouteを使用してアクセス出来る
- ネットワーク接続が困難な遠隔地 (農業、船 など)で活躍しそう
Azure Peering Service - preview -
www.slideshare.net
Lightning Talks
医療系案件におけるアーキテクチャ選定
きりんカルテシステム 安倍さん
制限事項が多く、限られた予算と工数の中で少しでもチャレンジ出来る様なアーキテクチャを選定したお話。自分達がどんな思いで、どういう風にチャレンジしたかを、社外でお話し出来るってとても素敵だと思いました☺️
少しキモの冷えるお話
IIJ 冨永さん
なんとタイトルページから稲○淳二の怪談ナイト的な何かが始まるかと思いましたが決してその様なものではなく、 Windows 2003 Server をあの手この手を使って Azure にお引っ越しさせましたなお話。
実際 Windows 2003 Server の面倒をつい先日までやってた身としては(勝手に捨てちゃいましたが) ちょっと切ないお話しでしたw
まとめ
会場の片付けをしている時に『今日は、色々な分野のお話が聞けて参加して良かったです』といって頂けました。
今回はふくあず初参加の方がほとんどの中、そう言って頂けるとすごく嬉しいものですね😊
僕自身も本当に色々なジャンルのお話しが聞けて充実した金曜日になりました!!