るぴブロ

備忘録とかです(*'ω'*)

Microsoft Bot Framework Composer を使ってみた

こんばんは!
Microsoft Ignite 2019 が盛り上がってますね😊
すごく魅力的な発表が多くて驚きばかりです!!
現地に行ってみてみたいものです…が中々そうもいかないので SNSYoutube で我慢です😢

Microsoft Ignite

フロリダ州オーランドで開催される開発者およびITプロフェッショナル向けのテクニカルカンファレンスで現地時間で2019.11.04 - 2019.11.08 の期間で開催されてます。

www.microsoft.com

今回の発表で気になったサービスは色々ありますが、その中でも Microsoft Flow が RPA 機能を実装し Microsoft Power Automate とサービスの名称を変えパワーアップして登場した事や、チャットボットを直感的に作成できるツールとして Microsoft Power Virtual Agents が Preview で公開され大きな反響をよんでおり、既に Facebook でのユーザーグループは立ち上げ初日で既に100名超えの大盛況となっています。

f:id:rupic:20191106220554p:plain https://www.facebook.com/groups/JPVAUG/?fref=mentions

Cognitive Services においては、強化された学習に基づく業界初の AI サービスで、企業が豊富なカスタマーインタラクションコンテンツとエクスペリエンスを作成できる Personalizer が GA され、Custom Neural Voice と Custom Command、Custom Speech(Preview) および Custom Keyword を含む新しいスピーチ機能を Speech Studio から使用できる様になりました。

speech.microsoft.com

Microsoft Bot Framework Composer

Bot Framework Composer は開発用のローコードグラフィカルユーザーインターフェイス
ドラッグ&ドロップで LUIS や QnAMaker といった自然言語処理の組込がを簡単に実装できます。

github.com

前提条件

  • node > 10.0
    • v13.0.1 では Bot Framework Composer のインストールがうまく動作せず
  • node 12.13.0
  • yarn // npm install -g yarn
    • yarn v1.19.1
  • Bot Framework Emulator

Bot Framework Composer をインストール

$ cd /Users/rupic/Desktop/BFC/Composer
$ yarn install

f:id:rupic:20191106233606p:plain
めっちゃERR出てるけどDoneって…大丈夫かなw

これ、もしかしたらNode.jsのバージョンがあかんのかも?

f:id:rupic:20191106235221p:plain
LTS 12.13.0に切替えしてみよう

$ nvm use v12.13.0

f:id:rupic:20191107000638p:plain
今度はいけたかも?

Bot Framework Composer をビルド

$ yarn build

f:id:rupic:20191107000807p:plain

f:id:rupic:20191107001219p:plain
Compiled successfully! Run "yarn startall" to start the web application & test runtime.が出たらOK

Bot Framework Composer を起動してみる

$ yarn startall

f:id:rupic:20191107001615p:plain
http://localhost:3000Bot作成画面にアクセス

テンプレートからBotを作成する

  • Echo Bot
    • 入力したテキストをそのまま返すやつ
  • Empty Bot
    • 空のBotテンプレートを作成
  • Simple Todo
    • アイテムの追加、一覧表示、削除が出来る
  • Todo with LUIS
    • LUISを使ったアイテムの追加、一覧表示、削除が出来る
  • Asking Questions
    • 質問をしてユーザーをキャプチャする方法
  • Controlling Conversation
    • 会話の流れを制御する方法
  • Dialog Actions
    • ダイアログアクションの方法
  • Interruptions
    • コンテキストから分岐する方法
  • QnA Maker and LUIS
    • QnA Maker と LUIS を使ったBotの使い方
  • Responding with Cards
    • 言語生成を使用してカードで応答
  • Responding with Text
    • 言語生成を使用してテキストで応答

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とりあえずEcho Botを作成

f:id:rupic:20191107004058p:plain
Echo Bot のテンプレートが作成される

作成した Bot を起動

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右上の Start Bot をクリックすると EmuEmulator の起動リンクが出現

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コネクタっぽいもので動作が定義されているのがみれる

Language Generation

言語生成テンプレートなるものにマークダウン方式で記述する事で、Bot がユーザーに送信するメッセージを作成する事が出来る様です。
※必要に応じて追加の構文と記号も書ける
詳細は言語リファレンスがGitHubに書いてます

github.com

f:id:rupic:20191107004743p:plain
Bot Framework Emulator が起動するのね

f:id:rupic:20191107015457p:plain
無事動作確認!!

まとめ

こんなにも簡単に チャット Bot を作成出来るなんて素晴らしい!!
まだ Echo Bot しか使ってないので、後日 QnAMaker とか LUISも絡めて使ってみよう。

参考

Microsoft 大森さんがQiitaあげてくれてますね!!
Node.js のバージョンでつまづいたところで気づいて、とても参考になりました。 むしろこっちをみていただいた方がわかり易いかと💦

qiita.com